幼妻日記 -195ページ目

謎の寝言2:解明の試み

友人のRちゃんが、先日の「謎の寝言」の解明にのぞみました。
以下、Rちゃんと妻とのメールやりとりです。

Rちゃん:
> 考えられる答えは2つ。
> 1.幼妻は前世タイ人だった。
> 2.幼妻は霊界との交信チャンネルを獲得している。

>
> まず1.について。
>
> 妻が自分でも言うように、妻はタイ人から見ると紛れもない「タイ人」
> かつて留学していた「ドイツ」でもなく、生まれ育った「日本」でもなく、「タイ 」。
> これはもう前世からの因縁としか考えられません。
> 今までは自分が前世においてタイ人であったことなど、脳の奥でもす~っかり忘れていたのに、大地震&大津波の話題で過去の記憶が「ぴきっ」と刺激されたのでしょう。で、夢の中(無意識下)ではタイ語がぺらぺら喋れたというわけです。
>
> というわけでこの場合、喋れる言葉はタイ語限定です。
>
> 次に2.について。
>
> 妻はけっこう病弱で、今まで入院したことは数知れず。
> 一度(?)などは死線を彷徨ったことさえあります。
> そう、「死線を彷徨った」、つまり死後の世界に非常~に近づいたために、
>その際、霊界との交信チャンネルを獲得したのです。

> 最近は体調も比較的落ち着いていたため交信チャンネルもずっと閉じられて
>いたのですが、今回の大地震&大津波で甚大な被害が出たことにより、無意識下でも刺激を受け、チャンネルが「ぴきっ」と合ってしまったのでしょう。
> で、夢の中(無意識下)では現地語がぺらぺら喋れたというわけです。

> 霊界を通じて交信しているわけなので、この場合、喋れる言葉はタイ語に限定されません
> ですから、チャンネルさえ合えば、マレー語でもシンハラ語でもタミル語でも、またそれら以外のどこの国の言葉でももうぺらぺらです。


妻:
実は私もどこかで感じてはいたのです、1.の「妻(の前世)はタイ人」説

小さい頃、母親や姉に「おまえは橋の下で拾ってきた」と幾度となく言い聞かされていたことも気になります。前世ではなく、ホントに私はタイ人で、たまたま日本に流れてきただけではないのでしょか・・・。

きっと、あの大学で私にタイ語で話しかけるタイ人がどれくらい躊躇していなかったかを見たことがある人はこの説を容易に受け入れられることでしょう。

親しかった女友達の彼氏がタイ人だったので彼に「私はタイ人ではありません」を習ったわけですが、彼は「ホントに、ホントに違うの?」と二度確認しましたから!!

今後も何かをきっかけに「ぴきっ」とくることがありましたら直ちにみなさんにお知らせしますね。

Rちゃん:
> なるほど。やはり1.説が有力なのですね。
> 「前世」ではなく、実際に漂着した可能性もありということなのですが、海流を見た感じからいうと、(生みの)親とはぐれたのはベトナムや台湾あたりでしょうかね。
>
> 世界の海流
> http://dac.gijodai.ac.jp/it-con/sakuhin_2/109/index.html


妻:
はあ、多分そうなのでしょう。あまりに長い漂流の経験から、物心がつくころには水を見るのも嫌になり、今では入浴に恐怖感を覚えること(2月8日のブログ「妻の入浴」)に結びついているのかもしれません。
しかし、そうなると妻と「うり二つ」の妻の父親って一体・・・

謎はつづく

謎の寝言

今日、私達夫婦の話題はもっぱら今朝方の妻の寝言についてでした。

みなさんは寝ている時、夢をみますか。

寝言はどうですか。

もともと妻は寝言を寝言と思えぬほど明瞭に発話することで有名です。
聞いていればどういう設定の夢かがかなり詳細に把握できるらしく、答えてやるとそのまま会話は延々と続くとのこと。

そうそう、自宅に住んでいた頃は、目が覚めたら父が木刀を持って立っていたので不思議がると、子どもだった私が「キャー、泥棒!!」と大声で叫んだ為に駆けつけたと言われました。勿論、寝言でした。

泣く、わめく、笑う、等はそう珍しいことではなく、「号泣しながら」、や、夢の中で拍手をしている延長で「実際に手をたたきながら」目を覚ましたことも数回ではありません。

アメリカ人と会話した日は英語で夢をみるし、ドイツから電話があったら寝言もドイツ語になります。

しかし、今朝は・・・。

旦那様:「あなた、なにか珍しい言語を話していたよ

妻:「え? うーん、確か夢はスマトラ沖の津波関係・・・昨日のメールのせいね」

昨晩、就寝前にチェックしたメールの内容が「津波被害への募金活動」だったため、これが夢に影響したのでしょう。

旦那様:「そうそう、そっち方面の言葉だったよ」

妻:「インドネシア語? でも、私、話せないよ

旦那様:「いや、随分ハッキリと使いこなしてたよ、聞いたことがない言語だったから、とっても不思議だったけど、誰かと会話していた。だから(他にも話せる言葉があったんだって)驚いた」

ちなみに旦那様はとても理系の人と思えない程、言葉には敏感で、聞けばラテン系だとかゲルマン系だとかいう区別はつくし、ドイツ語ならこれまで何度も聞いているのでわかるはず、ましてや英語なら本人も話せます。

妻:「確かに、夢の中で私はあの地方にいたけど・・・」

旦那様:「前、そっちの言葉を勉強したことあるんじゃないの?」

妻:「いや、ない。まったくない。」

旦那様・妻:「じゃ、何で話せてるンだろう??」


妻がかつて知ってた唯一のタイ語というのは、「私はタイ人ではありません」でした。

学生の時、大学に留学してきていたタイからの留学生ほぼ全員から、すれ違う度にすっかりタイ人だと勘違いされ話しかけられ対応に困って覚えたセンテンス。

しかし、動機付けが不本意なところからか、今となっては一単語もも思い出せません。


では、今朝の妻の寝言はいったい・・・


脳が無意識に習得していない外国語を操作し発話させるということがあるのでしょうか?

これまでの就寝中の自分の奇行パターンは、ほぼ把握していたつもりでしたが、ここにきて新たな発見です。

荷物の中身

友人が間もなく入院するとのこと、ベテランの幼妻にどんな物を準備するべきか聞いてきた。

当然必要な基本的な物、
下着やパジャマ、スリッパや箸、湯飲みなどに加え、

あると便利な
懐中電灯、ウェットティッシュ、アルミホイル等々、詳しく答えながら、あることを思い出した。


あれは、結婚して半年くらいの頃。

妻が早朝、救急車で運ばれた日。
一旦は付き添って病院に来た旦那様に対し、症状も落ち着いたから仕事に行って欲しいという妻。

「じゃ、仕事の帰りにまた来る」と、一度帰宅して職場へ向かう旦那様。

結局、その後メキメキ回復したので妻は夕方のうちに一人タクシーで帰宅。

電話してきた旦那様にその旨告げると「よかったね。これを届けようと思ってたんだけど」と仕事終了後、大きな紙袋を持って帰ってきた。

聞けば、私がそのまま病院泊まりとなると予想し「入院荷物」を仕事帰りに届けてくれるつもりだったとのこと。

何をどれくらい準備してくれてたのかしら、と紙袋の中を見る妻。出てきたのは、

・妻の財布
・妻がいつもスーパーに買い物に行く時使っているバッグ
・トイレ個室(来客)用タオル2枚
・ぬいぐるみの「ながお」と「ぱつお」2匹

以上


妻:「旦那さまー、下着は?パジャマは?」

旦那様:「捜したけど、見つからなかった」

妻:「なんで、『ながお』と『ぱつお』なの?」

旦那様:「寂しいだろうと思って」

妻:「・・・」


この時、妻は入院にならなくて帰宅できてホントによかったと心から思った。


妻は入院中に病院からもスーパーに行くのか?

タオルは色柄で○○用と区別しているのに、全く把握できていないってことか?

そう言えば、妻が替えのタオルを出し忘れるといつも「ぼくのタオルがありません」と訴えてくる。あれは、棚から出すのが面倒なのではなく、棚を開けてもどれが自分のタオルかわからなかったからなのか・・・。

下着やパジャマについても、別に妻は、意図してわかりにくい場所にしまっているつもりはない。

戦前生まれの男性ならともかく、そのくらい把握しておいて欲しいものだ。

そして、そんな物しか準備していない袋を、張り切って「入院荷物」と言って届けられても・・・。

これは果たして世の旦那様としては平均的なのだろうか?改めて不安な妻である。

旦那様の興味

夫婦は先日、友人を訪ねて冬の沖縄を訪れ、すっかり日焼けして帰って参りました。

以前から「ある目的」の為に沖縄に興味を抱き訪れる機会をうかがっていた夫婦。

その「ある目的」とは・・・

スキューバダイビングでも、健康食品でもありません、



「指笛」です。

(妻は理由がまったく理解できませんが)旦那様は、「指笛」に異常な興味を持っています。

「日本指笛友の会」の会長さんからCDと本も買って練習しているのですがいまいちうまくいかないそうです。(ちなみに車の助手席に妻を乗せた時、このCDをかけることは夫婦間で禁止されています)

「NHKのど自慢」(別に毎週楽しみにしている番組ではないです)が沖縄ロケだった時、会場からさかんに指笛がなっているのを見て、沖縄の人は誰でもできると信じていた旦那様。

いつか機会があれば沖縄の人に直接習いたいと望み、久々に連絡がとれた妻の友人が現地にいることを知って、とても喜びました。

しかし、妻は友人と待ち合わせのことなどをメールでやり取りする過程で、なかなか「指笛」のことを切り出せません。
妻とその友人との関係も、昨年末、十数年ぶりに再会したばかり。

旦那様に実際に会ったことのある人は「指笛」と聞いても「ワッハッハ」と笑ってくれると思いますが(実際、東京の友人達は一緒に深夜、銀座の路上でやっていました)、何にも知らない人にとって「夫が指笛に異常な興味を・・・」と告げるのは結構勇気がいるものです。

それで、ついに「出発日前日にメールで事情を説明する」というところまできてしまいました。

そして知ったのです、前日に、



沖縄出身だけど、友人の旦那さんは指笛ができない、という事実を。

地元の人すべてができるわけではなく、中にはできない人もいるそうです。
音楽関係者ならほとんどはできるということですが・・・。

三線とちがって観光客相手にそれを教えてくれるところなどあるはずもなく・・・。

結局、現地の観光と関係なさそうな店の駐車場で偶然出会った親切なタクシーの運転手さんが約30分にわたりコツを伝授して下さいました。

今日教えてすぐ出来るようになるものではないらしく、あとは日々精進のみ。

今日もお風呂上がりに「ひゅーひゅー」と空気の通るだけの奇異な音を出している旦那様。

いつかホントにできるようになったら運転手さんに電話で鳴らして報告するとのこと。

まー、今回の興味(指笛)は、「自転車の歴史」にこだわって買った、前後の車輪の大きさが全く違う変な形で乗れないし邪魔なだけの自転車や、全然おもしろくないモンシロチョウの DVDボックスと違って、お金も場所もとらないだけましかな・・・と変な音に耐える妻でした。

ホリエモン様へ

ホリエモン様

日頃のご活躍、遠くから拝見しております。

この度のニッポン放送株取得の件は、フジテレビの個人株主である旦那様にとりましても大きなニュースでした。

あなたの会社がまだ「オン・ザ・エッジ」という名前で、主要事業内容が何であるかが理解可能であった時代、興味深い会社だと思った旦那様は若手を応援するつもりで株を保有していたことがあります。

しかし、その後の貴方の動きは少々山師がかっており、我々には眩しすぎる光を放ち始めたため、多少の利益が還元された上で売却させて頂きました。

その後しばらくして、あれは昨年の7月頃でしたか「ライブドア、近鉄買収か?」のニュースです。我々は既に御社の株を手放していたことに胸をなでおろしました。

いよいよ世間様に大々的に名前が知れ渡り、益々株価の動きも激しくなられるとは思いましたが、そこは既に我々の関係したくない世界でもありました。我々が興味があるのは投資であって投機ではありませんから。

株の保有に関しては、リスク分散、他業種・他分野を心がけてはおりますが、まさかフジテレビにまで貴方の息がかかってくるとは・・・。

今は日本も「合併買収」の時代ですね。

最近、夫婦の間で株の銘柄選定の際、
「ここ(の会社)は、ホリスク大丈夫だよね」
「そこホリスク高いんじゃない?」という会話が交わされます。

そう、「ほりえもん様にいじられるリスク」、「ほりえもん様の影響を受けるリスク」のことです。もちろん我々のつくった言葉です。

突然だからこそ意味のある「市場漁り」だとは思いますが、日々ホリスクを避けようと、これまで必要なかったエネルギーを要している個人投資家もいることをご留意いただければ幸いです。

それでは、
糖尿にはくれぐれもお気をつけ下さい。