外出先で○○が外れて | 幼妻日記

外出先で○○が外れて

数か月前から週に一度『自力整体』というのに通っています車

 

自分で自分の体を触りながら、自分の体重を使って筋肉や関節をほぐしてリンパや血液の流れを促すような

 

呼吸が大事なところはヨガっぽいけれど、予防に重点を置いた全身の点検作業みたいなものです

 

市民プラザの和室ヨガマットを敷いて

 

生徒は多くても5人くらいの、ひっそりとしたグループ

 

 

長年お世話になっている美容師さんがいろんな場所で教えていて

 

ワタクシが潔癖家出身であることを熟知した上で

 

この市民プラザの部屋ならそれでも耐えうる環境だということでお誘いがありましたベル

 

別の場所での『男性向け自力整体』には旦那様も月に2回通っています


約90分間、ゆっくりと色んな動きをとるのですが

 

背骨や肋骨など、普段は触らない箇所をじっくり指で撫で伸ばしたり

 

めったに使わない筋肉を意識して動かしたりすると

 

(今のところ三重アゴには全くその効果がみられないものの)それはそれは心地よく

 

何度も息を吸っては吐き、脱力していくので

 

涙と鼻水で顔はグシャグシャになります笑い泣き

 

 


基本的にはなるべく眼を瞑って周囲の人を見ないようにし

 

自分の体の声を聴くことに集中することになっていて付けまつげ

 

 

先生も、新しく入って慣れない人がいる場合や

 

めったにしないポーズでわからない人がいるかもしれない時以外は

 

眼を瞑って声だけで指導していますバレエ

 

 

今日も、いつものメンバーで私も入れて生徒は4人

 

広々とした部屋にほどよく間隔をあけて敷いたヨガマットの上で各自集中していました

 

かなり終盤になったところで

 

今となっては、どの姿勢からどの姿勢に変わろうとした時のことか記憶にありませんが

 

とにかく

 

とにかく

左ヒザが外れたのです爆弾

 

ええ、例の脱臼癖です

 

この度は、その痛さと入れた時の手ごたえと音からして

 

完全に外れたというよりズレて「山の上に皿が斜めにのった」くらい(亜脱臼)だったと思うのですが

 

すぐに戻さねばならないことは確かあせる

 

 

これまでの脱臼又は亜脱臼の場合

 

ヒザが曲がった状態で起きるのが常

 

よって、痛みに耐えながらカカトを蹴り上げ一気に脚全体を伸ばすことで「バキッ」と治していたわけです

 


ところが

 

今日の「あ、外れた」と思った瞬間は

 

床に足を伸ばして座っていました

 

つまり、いつもの「蹴り上げ」ができない状態ダウン

 


はてなマーク一体どうやって戻せばいいの!?

 

周囲が立ち上がって次の動きに入る中

 

変な息遣いでもだえ苦しみながら無理やり何度もヒザを押してみましたがなかなか入りません滝汗

 

「どうしよう、先生に引っ張ってもらおうか」

「いや、説明するのに時間がかかりすぎる」

「でも、このまま戻らなかったら・・・」


今年の運勢で「(心の傷も含めて)ケガに注意」と言われていたことを思い出し

頭の中には救急車に乗っている自分が浮かんだりしました叫び

 


それでも悶絶しながら一旦両手でヒザを少し持ち上げ角度をつくり、そして思いっきり上からヒザを押して・・・

 

バキッビックリマーク

 


周囲の人はそれぞれ、眼を瞑って大きなため息やあくび、深い呼吸をしながらなので

 

ワタクシの煩悶の間もちょっと変な息遣いが混じったな~と思ったくらいでしょうか

 

誰も「大丈夫?」だの「どうしたの?」などと尋ねてくる人はいません

 

 

 

先生もちょうど、我々に背を向けて動いていたので

 

「ん?だいじょうですかね~?」くらいの感じで

 

最後のシメ、深呼吸に移ります

 

 

ワタクシもなんとか立ち上がって深呼吸を終えました汗

 

最初にチェックした左右の脚の長さの違いを

 

90分後に変化したか一人一人確認しに周ってきた先生に

 

「あ、さっき脱臼したので脚の長さ狂ったと思います」と報告すると

 

以前から脱臼癖について話をしていた先生(美容師さん)はともかく


他のみなさんは騒然ハッ

 

 

50代~70代のご婦人が一旦興奮しますと

 

別の意味で大変おいで

 

「え!脱臼!」
「なんで?」
「どうするの?」
「痛くないの?」


入れ治したヒザの痛みもですが

 

そちらの対応もなかなか難儀でしたガーン

 

 

それにしても

 

恐れていた自宅外での脱臼

 

まだ今回は、畳の上だったし元に戻す時間もたっぷりあったからよかったけれど

 

これが別の場面だったら・・・と思うと


あ~あ

 

体にいいことしようと思って参加しているのに

 

脱臼して帰ってきたらなんにもならない

 

トホホタラー