『訓民正音』 | 幼妻日記

『訓民正音』

たった2日間のソウル滞在も、事前に友人が詳しい情報を提供してくれたお蔭で

 

毎食おいしい物にありつくことができ、行きたいところへもいけて大満足でございました音譜

 

唯一難があったとすれば、ホテルがあまりに明洞の中心部すぎて

 

(もう30年くらい行ってないけど)原宿っぽいノロノロ歩きの大変な人ごみで、なかなか前に進むことができなかったことくらいランニング

 

交通のアクセスという点では利便性が高かったけれど

 

なにぶん国内外を問わずメジャーなスポットが苦手な我々にはそぐわなかったかなー足

 


というわけでこの度も

 

到着日、おいしいビビンバの昼食をとった後

 

さっそく行ってきました「めったに日本人が訪ねない(であろう)スポット」!

 

しかも、色んな人から現地のタクシーは「運によっては・・・汗」と聞いていたので

 

不当に料金を請求されることに過敏な妻の精神衛生を保つ為、地下鉄地下鉄

 


降車した地下鉄駅から徒歩で目的地へ向かう約10分間、観光客や外国人らしき姿は全く見かけませんでした(いつものことですが)ウインク

 

途中、しかも目的地に相当近い場所で、ハングル表記の名称を印刷したものを見せて道を聞きましたが、我々の目指す場所は現地の人にも認知されていないようで英語で「ごめん、知りません」というお答えあせる

 

それでもなんとか辿り着いたのが

 

じゃーん

 

 

 

そう、現在の最高額紙幣1万ウォン札にかかげられている李氏朝鮮第4代国王について学べる「世宗大王博物館」

 

旦那様にとっては長い間「韓国といえば世宗大王」だったそうで、この度少しだけ韓国語に触れた妻にとってもその偉大さは充分理解できたので、初めてのソウルで訪ねるのはまずココだったわけです

 

 

到着すると、建物の前が何やら賑やかでして大勢の人びとアセアセ

 

てっきり「大王にまつわる何かの記念日と重なって見学者が多い日に当たってしまったのかしら、せっかく来たのに大混雑だったらどうしようびっくり」なんて思いましたが

 

実際は、庭で結婚式が執り行われる直前で、新郎新婦の写真撮影なんかがありましてカメラ

 

旦那様、コレを隠し撮り

 


 

 

 

そして、入口に大仰に設えられたレセプションで入館料を払おうとしたら、それは結婚式用で手

 

当の博物館受付は随分と地味な端っこにあり、しかも常時人がいるわけでもなく、奥から呼び出す形式でございましたメモ

 


さて、この世宗大王

 

 

 

彼が中心になって創った文字、ハングルは5000万人以上の人びとによって使われている、そして誰が創ったかがわかっているという点で世界的にも非常に稀有な文字だそうですまじかるクラウン

 

 

ワタクシ、ハングルについて一番驚いたのが、これが1400年代に「だれでもかんたんに読み書きできる文字を」という思いで創られたにも関わらずなかなか浸透せず、現実に日の目を見て広く使用され始めたのが1900年代前半だったということ、しかも戦時中の日本からの攻撃がきっかけで爆弾

 

 


 

 

子どもの「あいうえお」練習よろしく、構成する基本文字を何度か書いてみたりはしたものの読み書きの実用にはサッパリ及んでいないワタクシの韓国語力をもって

 

ここの博物館の展示はすごかったポーン

 

説明がぜーんぶ、ハングルのみなんです!!

 

ただの一言も英語がありません

 

よって、書いていることは、さーーーーぱりわからなかったもののタラー

 

 

 


(そうそう、確か農業を盛んにしようと雨量計をつくったりをまとめたりしたのよねー)とか

(いろんな物の「測量」も試みたんだわー)(医学にも造詣が深かったのよね)などと

 

本で読んできた知識と展示物を無理やり結びつけること数十分ルンルン

 

 

え?そこに我々以外の見学者がいたか、ですか?

 

ええ、

 

庭でとり行われている結婚式に家族できたけれど「子どもが退屈しすぎているから暇つぶしに見せておこう」と思った(に違いない)父娘一組

 

以上!

 

相変わらず、どこへ行ってもマイナーなワタクシ達らしい

 

素敵な博物館でございましたおじいちゃん